はじめまして、井上です。
ここでは、私が「マットレスをフローリングに直置きして使いたい」との考えから経験したことを元に、ベストな方法を解説します。
こんな悩みがある人におすすめ
- マットレスをフローリングや畳の上に直置きして使いたい
- マットレスを床に直置きで快適に寝たい
- 床に敷くのに適したマットレスを知りたい
マットレスはベッドフレームにのせて使うもの。
このような、ベッドマットレスという考え方が一般的かもしれません。
それでも最近ではマットレスをベッドなしで使おうと考えるひとも増えています。
こんな問題が…
- 間取りやスペースの問題でベッドが置けない
- 和室のため、ベッドが合わない
- 床に布団を敷くのはイヤだ
- ベッドを買わず、安く抑えたい
なにを隠そう私がそうでした・・・。
しかし、何も考えずにマットレスを買うと、さまざまな問題に直面し後悔することになるので要注意です。
そのような問題も、私の経験とインリアデザイナーの方からのアドバイスで解決できましたので、情報をシェアさせていただきますね!
「マットレスを直置きで使おう」と考えてるひとに役立つように心掛けた内容ですので、読んで損はありません。
睡眠は生きていく上で避けては通れない行為です。
そんな大切な眠りに寝具であるマットレスは大きく関わっています。
この機会に一生使える睡眠の知識として是非取り入れてみてください!
マットレスを床に直置きすると起きる問題と対策を知ろう!
なにも考えずにマットレスをフローリングや畳に直置きすると、カビが発生し腐乱が起きて悲惨な状況となります。
これは布団も同じで、敷きっぱなしにしているとカビの元になります。
また、ベッドフレームに設置したマットレスでもカビが発生することはあります。
カビは付着したものを腐らせるだけでなく、ぜんそくなどの健康被害にも繋がります。しっかりと原因を知り対策しましょう。
マットレスの直置きでカビる原因は湿気と結露
フローリングや畳などの上にマットレスを直置きすることでカビてしまう理由は、湿気です。
湿気によるカビの発生はマットレスに限らず、壁と家具の接着面にも起きることは覚えておいて損はないでしょう。
マットレスに湿気をもたらす寝汗
湿気はカビを発生させる原因の1つで、特に夏場に高くなりがちです。
この湿気、実は寝ている私たちの汗によってももたらせれます。
寝汗の量は、1回の睡眠につき平均で『コップ1~2杯分/約200ml』。
多いものでは、約8時間/約29℃で約500ml(大塚製薬佐賀栄養製品研究所データ)というデータまであります。
この寝汗はサラサラとしており、通常時の汗とは違うため自分では気づかないことがほとんです。
この汗=水分がマットレスに吸収され湿気をもち、フローリングや畳まで届いてマットレスと床にカビを発生させる。ということなんですね。
湿気によって発生する結露もカビの原因
結露のメカニズムを簡単に説明すると、内側と外側の温度に差があると発生します。
身近な例だと、冷たい飲みものが入ったペットボトルやコップの外側につく水滴が結露です。
これは、内側が冷たくて外側が温かいためその温度差によって結露が生じています。
これをマットレスで考えると、「体温で暖かくなったマットレスと温度が低い床」となります。
この温度差によって結露が生じ、マットレスと床の間にカビが繁殖するのです。
マットレスの直置きで生じるカビの対策方法
マットレスの直置きによって起きるカビの問題を、ベッドを使わずに防ぐには以下の3つの対策が効果的です。
ちなみに、私の一番のおすすめは3番目の「直置きに最適なマットレスを購入する」です(理由は後述)。
1.除湿シートを使う
除湿シートとは、その名の通り湿気を吸収してくれるシートで、安いのもだと1,000円位から売っています。
「マットレスの下側」と「フローリングや畳などの床」にこのシートを挟むことでマットレスと床との間に生じる湿気を吸収し、カビの発生を防ぎます。
ただし、マットレスの種類によって最適なシートを選ぶことと、週に一度くらいの頻度でシートの洗濯や天日干しなどのお手入れをする必要があります(商品による)。
2.すのこを敷く
マットレスと床の間にすのこを挟み、通気を良くするというもの。
割と使われている方法ではありますが、安いすのこではかえってカビが好む環境を作ってしまったり、重さですのこが割れてしまうなどの危険が伴います。
どうしてもすのこが良いのであれば、すのこベッドの購入を考える方が良いかも知れません。
3.直置きに最適なマットレスを購入する
もし現在、マットレスの購入を検討しているのであれば、床への直置きに適したマットレスを買うのが一番おすすめです。
適している商品さえ買ってしまえば、除湿シートやすのこのように手間の掛かることをしなくて良くなるからです。
それでは直置きに適したマットレスについて詳しく見ていきましょう。
フローリングや畳の直置きに適したマットレス
直置きするとマットレスと床にカビが生える原因は湿気であることは説明しました。
つまり、安心してマットレスを床に直置きでき、快適な生活と睡眠を手に入れるには、湿気対策に適したマットレスを知ることに他なりません。
湿気対策に適したマットレス3か条
湿気対策用のグッズを使わないでフローリングや畳などの床にマットレスを直置きするのに適しているのは、以下の条件に当てはまるマットレスです。
通気性が良いマットレス
湿気をなくすには、乾燥させること。乾燥させるには、新しい空気が必要不可欠です。
そこで、重要なのが通気性。
通気性があれば空気の通り道ができ、湿った空気をある程度乾燥させることができるからです。
「マットレスの中に空間がある」「10cm以上の厚みがある」「通気孔がある」
このような条件を確認しましょう。
軽いマットレス
マットレスでカビができやすいのは、主に床と接着する下側です。
ですので、カビないようにするためのお手入れとして、マットレスを壁などに立て掛けて、下側を乾かすのが有効的です。
もし可能であれば天日干しなどもしたいところです。
このときにマットレスが重いと立て掛けるのに苦労し、腰を痛めてしまったりケガの元となります。
そのためにも、自分で持ち上げるのに苦労しない重量のマットレスを選びましょう。
折り畳めるマットレス
軽いマットレスの理由と似ていますが、こちらは特にキレイ好きである人におすすめです。
マットレスも布団同じく、ホコリやダニの問題があるからです。
軽いマットレスで天日干しを推しましたが、それだけでは埃っぽいと感じるひともいるからです。
布団であれば洗濯・クリーニングを比較的簡単に安い値段できますが、自宅やコインランドリーの洗濯機に入るようなマットレスでなければ、専門の業者に頼まなくてはならないからです。
クリーニング業者の値段も、一般的に一番安いシングルサイズでも片面1万円以上はするでしょう。
つまり、時間が空いたときや気が向いたときに「マットレスのお手入れをしたいな」と思っても、そんな軽い気持ちで出来ない。ということなんですね。
その点、折りたためるタイプのマットレスであれば、折りたたんで洗濯機に入れることが可能であるので、気軽にお手入れをすることができます。
直置きに最適なマットレスまとめ
ここまで、マットレスをフローリングや畳などの床に直置きする場合の注意点や条件を解説してきました。
適している条件
- 厚さ10cm以上で通気性が良く蒸れにくい
- 独自素材で軽い
- 洗濯できるように折りたたみ可能
このようになります。
この条件をクリアしたおすすめのマットレスがあります。
それは、公式サイトにも「敷布団を必要とせず、畳や床に直接置いて使用する事を可能にしました。」との文言があり、安心して直置きすることができる商品です。
その名も『腰痛対策マットレス モットン』。
床に直置きできて腰痛対策にもなるなんて一石二鳥じゃないですか。
さらに今なら2万円引きのキャンペーンもやっており、さらに送料・代引手数料が無料とのこと。
また、90日の間であれば、交換・返品保証もされています。